25年7月 待ちに待った夏休み

7月も祝日が少ない月になります。しかしお子さんには待ちに待った夏休みのスタートです。 1日だけ「海の日」というハッピーマンデーに合わせた祝日が21日にありまので19日の土曜日を入れますと3連休になります。地域差はありますが、この3連休あたりから多くの小学校が夏休みに入ります。例年では7月の下旬から8月末くらいまではお休みになるのだと思いますので、その期間はなんと約35日から40日になるはずです。お子さんにとって楽しいスタートが始まるのが7月です。梅雨も明け、カラッとした日が続き、海や山、おじいちゃんおばあちゃんを含む親戚の家などに遊びに行くなど、様々な計画を企画するのも楽しみの一つです。大きなイベントの一つにプールや川遊びそして海水浴があります。昔は小学校のプールが解放されていましたが、最近は熱中症対策などの教員への負担や維持費などの高騰などがコロナをきっかけに開放しなくなった小学校が増えてきました。そういった環境下で近年、大事なイベントとして「海開き」に意識が高まっています。人々が海で安全に楽しむことが出来るよう「ライフセーバー」の配置や「監視員」の教育など、また海は水の危険性だけではなく「サメ」や「クラゲ」やその他の「毒性生物」の対策など、皆さんが海で安全に楽しむための安全対策の行われる大事な行事が「海開き」です。それだけではなく、自治体は民間と協力し、駐車場や「海の家」での更衣室、シャワー、トイレの設備、加えて売店、飲食店の営業など利用する方たちへのサービスの提供が始まります。そういった楽しい中にも、毎年かならず子供たちの水難事故のニュースが流れてきます。私が小学校の時は臨海学校がありました。教員の負担を考えると難しい事案ですが、日ごろのプール指導と海水浴の環境は全く違います。安全に海を楽しむための知識が身につく子供向けの行事なども小学校で開催していただけないかと思います。さらに言えば、一部の方たちが海や川などでの野外活動で親同士がはしゃぎ、横で子供たちがおぼれてなくなるというニュースも流れてきます。この類のニュースの後には必ず「子供が子供を産んで育てている」と言う人が現れてきます。水遊びに限らず子供の周りには色々危険がいっぱいです。楽しかった夏休みが台無しにならないよう、お子さんには常に注意の眼を怠らず見守ってあげて欲しいと思います。