25年3月 なぜホワイトデーって言うの?

3月の代表的なイベントは何なのか。遡りますと2024年は「ひな祭り」、2023年は「桃の節句」と2年続けてお話をしてきました。そこで今年はホワイトデーに着目いたしました。
ホワイトデーは誰が決めたのか?いつ決めたのか?ですが、起源については諸説あります。「ペコちゃん」で有名な「不二家」を代表にそれぞれの会社が主張していますが、かなり前からデパートなど大型店舗でギフトとしてワゴン販売などで盛んに販売促進も行われており、マシュマロに限らずクッキーやキャンディなどの市場規模は約750億円に上ると言われています。
福岡名物の白いマシュマロ菓子の「鶴乃子」で知られる老舗菓子屋「石村萬盛堂」がバレンタインデーのお返しとして「マシュマロデー」と名称設定し「貴方からもらったチョコレートを僕の優しさ(マシュマロ)で包んでお返しします」とのキャッチフレーズで「鶴乃子」の中身の餡の代わりにチョコレートをくるんだマシュマロを売り出し1978年(昭和53年)3月14日からキャンペーンが開始されました。その後、菓子業界に限らず他の業界にもキャンペーンを拡張するため名称をホワイトデーに変更しました。その功績で日本記念日協会ではホワイトデーは石村萬盛堂説を取り登録されています。時に全国飴菓子工業協同組合(全飴協)でも、同じ年に「キャンディを贈る日」としてホワイトデーを制定しました(Wikipediaより)。では3月14日に定めた理由を調べますと、日本では古事記および日本書紀に3月14日前後に初めて飴が製造されたと記載されており決められたそうです。思わず「へえ~」と感心してしまいました。ホワイトデーという名称は、「白は純粋の象徴だから」だそうです。私は個人的に純白な気持ちの白とお砂糖の白色のイメージかな?と思います。そんな若者の純粋なイベントをよそに、コロナ禍がようやく落ち着いても嫌な事ばかり耳に入ってきます。詐欺商法、強盗殺人など物騒な事ばかりの昨今。そして戦争の連鎖反応や気候の変動での物価の値上がりなどで住みにくい時代を迎えつつあります。せめてこの一年に一度の大切な日でモヤモヤした気持ちから楽しくなるきっかけを皆様に作って頂きたいものです。皆様に多くの幸あれ。