25年12月 一年間お疲れさまでした。

毎年毎年1年が過ぎるのは早いですね。いつのまにか12月です。昨年は大晦日についてお話いたしましたので今年は「師走」について調べてみました。と言いますのは、昔、中学の国語の先生が「師走」の読みは「(しわす)」は間違いで(しはす)だ」と言われていたのを思い出したからです。しかしPCやスマホなどの検索で「シハス」と打っても出てきません。「シワス」です。調べますと、これは歴史的な仮名使いで「こんにちは」のように「は」を「ワ」と読むようになっています。(しはす)が正しいのです。もちろん「シワス」は当て字なのですが、今は「シワス」と検索をする人が多いため利便性を考えてそのようになっているようです。NHKは設立より「シハス」を「シワス」とだけ読むようにし全国に流してきました。(NHKことばのハンドブックより)。それが原因で「シワス」になったかのはわかりませんが、これは私見ですが長い期間の放送の影響で多くの方が「シワス」と読むようになったのかは当たらずも遠からずではないかなと思います。さすがは国語の先生だなと今更感心しています。 では語源は?というと、一説では「師が馳せ参ずる月」から「師馳せ月(しはせつき)」になり「師走(しはす)」となったようで、いわゆるお坊さん(師)が年末の仏事で忙しく走り回る月だという説が有力らしいです。平安時代はテレビもラジオもありませんのでお坊さんだけが目立って走り回っていたのでしょうね。除夜の鐘の準備もあるし、たしかに忙しそうです。もう一つは、一年の最後の月、極まる最後の月という意味で「歳極月(としはすづき)」の文頭と文末が削除され(しはす)になったようです。平安時代にこう言った言葉がたくさん作られ長い歴史使われてきたのですが「シハス」に関してはいずれも「ワ」という言葉はありません。時代の流れでITの進歩に伴い、その利便性で「シワス」になったようです。語源や読み方がどれであっても、12月はやはりとても忙しい月です。特に今年は急に冷え込み、いよいよ寒くなってきました。全国でインフルエンザのニュースも流れてきます。体調には充分に気をつけて、楽しい年末年始をお迎えください。

