24年8月 暑い夏にはスイカが良い

梅雨明けを迎え本格的、いやそれ以上の夏を迎える月に入りました。テレビをつけると各地で大雨が降り下水が氾濫したとか、ある方面では雨は落ち着いてきたが土砂崩れの心配がまだまだ続くという報道が流れておりました。皆様も十分に警戒して活動していただきたいと思います。殉職された二名の警察官など亡くなられました方々へのご冥福をお祈りいたしますとともに被害にあわれた方々へのお見舞を申し上げます。連日40℃を超える都市も紹介されておりましたがこの松本も日中は猛暑に襲われております。熱中症の予防は基より体調の管理に気を付けて頂きたいと思います。今回は自身で松本市の「下原のスイカ」の撮影を考えておりましたが素人ではうまく撮れず、やはりPhotoACさんを頼ってしまいました。松本に住んで20年になりますが「下原のすいか」の存在を知らず、それはそれは味は格別なものでした。夏はスイカが美味しい季節です。陰陽学説は、自然界はすべて陰と陽の2つの要素で成り立っており、朝晩の変化、昼が短い長いという冬至夏至の変化というように、陰と陽はこの2つの変化がどちらがなくても成りたたず、常に変化しながらバランスを保っているという考え方です。体は陰と陽どちらにも偏らないバランスの取れた状態がベストだとされており、陽に偏ると暑がりになり吹き出物など皮膚病などを引き起こします。陰に偏ると冷え性でだるくなったり、むくんだり痛みが出ることもあります。陽の季節には陰の食べ物、陰の季節には陽の食べ物が最善だと言われております。「天、太陽、昼、春夏、熱」などは陽。「地、月、夜、秋冬、寒」は陰。夏は陽ですので大根、トマト、胡瓜、スイカ、バナナなど陰の食物で発熱や体温調節をいたしましょう。逆に冬は陰ですのでネギ、カボチャ、ショウガ、唐辛子、コショウなどで冷えを取り、気や血の流れを良くしましょう。話は戻りますが、私は幼少の頃よりスイカは青臭くてあまり好きではなかったのですが「下原のスイカの甘さ」を口にしてからはバクバクと限りなく食べるようになりました。挙句は色々なスイカを食べ比べ、いつしか「スイカ奉行」になっていく自分を感じています。おそらく今年も残暑が厳しいと予想されます。朝晩寝苦しいところから始まり、朝晩の寒暖の差に悩まされ、秋がなく一気に冬を迎えるのが松本盆地です。冷房は体に悪いイメージがありますがこれも一つの体調管理のツールです。食べものも工夫し、コロナを含む感染症にも注意し、体調管理を怠らず、この暑い夏を是非乗り切って頂きたいと思います。

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