23年12月 クリスマス
12月と言えばクリスマス。皆さんはどのように過ごされるのでしょうか。ご家庭で過ごされる方、街に出て過ごされる方、お仕事だという方も様々な形で老若男女を問わずお祝いをする雰囲気は想像するだけでも格別なものですね。「最近の若い者はクリスマスの意味を知らない」と嘆いている大人たちがみえると情報誌に書かれていましたが、そんなことはいいんじゃないでしょうか。クリスマスは子どもにとってもプレゼントがもらえる特別な日ですが、大人にとってもロマンティックな1日を過ごすことが出来るイベントの1つです。元々日本人は色々な宗教に寛容でそれぞれの感性で取り入れて楽しむことが出来る民族です。世界各国でのその日の過ごし方やプレゼント事情も国ごとに違いクリスマスの多様性を感じられるように、日本でも意味が分からずともそれぞれの感性でクリスマスをきっかけにその独自のイベントを楽しんでいる姿は実にほのぼのと見ることが出来ます。写真はハンガリーのブダペストという都市の中の小さな街のクリスマスマーケットを撮ったものですが、欧米諸国では都市に限らずあちこちの小さな町や村でもこのようなマーケットが開催されています。非常に気温が低い国もありますが写真のように屋外で開催されています。マーケットの風物詩としてあちこちで大人用のホットワインと子供用のホットチョコレートが販売されていますが、これは体を温めるのには最適でまたクリスマスでの楽しみの1つになっています。世界では戦争などで不安定な情勢になっていますが「どうか平和になって欲しい」とキリストに願い込めお祝いをするのだと思います(ちなみにイスラム諸国でも細かい規則や形の違いはありますが休暇を取って祝うという事です)。日本でも都市部ではマーケットが出来始めております。全国的にエネルギーや物価の高騰や失業、凶悪犯罪などで混沌としている昨今、地方でもこのようなマーケットが開催され、皆でクリスマスをお祝いすることが出来る平和で余裕のある国になってくれることを切に願いたいものですね。